読んだ本の記録。雑記。

どの本を読んだか忘れないように記録をつけています。

心を操る寄生生物 キャスリン•マコーリフ

面白く読めました。
猫から人に感染するトキソプラズマをはじめ、寄生生物の影響を語っている。
社会的な影響まで説明していて考えさせられる。
わたしも猫をかっていた事があるので、トキソプラズマに感染していた可能性はあるが
感染したとして、いつまで続くのだろう。
愛猫から押し付けられたものなら、今も身体にトキソプラズマがすくっていても嫌ではないけれど。

トキソプラズマに感染したネズミは猫に捕食されやすい行動をとるらしい。わたしが猫に踏みつけられたり、パンチされたりして喜んでしまうのは寄生生物の影響なのか…猫に調教されただけなのか…

題名に寄生生物とあるので、気持ち悪いと感じてしまう人もいるかもしれないけれど、
本の内容は気持ち悪さを感じるようなものでは無かったと思います。
こんな複雑なシステムも進化論で説明できてしまうんだろうか?

ぜひ読んでみてください。何が自分なのか考えてしまうかも。
最近では腸内細菌がメンタルに影響するというような話もあったように思うし、
自分(自我)とはいろいろな生き物に影響を受けての自分なのかもしれない。