読んだ本の記録。雑記。

どの本を読んだか忘れないように記録をつけています。

本は読んだらすぐアウトプットする! 齋藤孝

読書記録。感想。

冒頭から、”読んだ本の内容は忘れてしまう”という言葉から入る。
これが自分だけの事ではないと分かってまずはほっとしました。
読んだ内容も忘れるけど、買った本も忘れる事があって、
3冊もっている本があります。お気に入りだからいいんだけど。。。
1冊は読む用。1冊は読む用の予備。1冊は保管用です。
ペーパーバックでボロボロになりやすいからよしとします。

忘れてしまうという内容でエビングハウス忘却曲線が紹介されている。
常識的に予想するよりもすごい大幅に忘れる事がグラフから見て取れる。
人間ってこういうものなんだなと分かるだけで安心できます。

冒頭部分はこのように、忘れる事の肯定というか人間忘れるものですよ。という
説明から入ってくれています。

 

本の構成ですが、多くの項目がありそれぞれの項目に対して2ページほどで説明するという本。分かりやすいけれども、わたしは苦手な構成です。
物事の説明にはいいかもしれないけれど、文章に物語感がなく、死んだ文章のように感じてしまう。
ですが著者の他の本のようにお勧め本をいくつも紹介してくれているので、
これがありがたい。

本の中で”本屋を楽しむ”と言及があるのですが、わたしはこれが出来なくなってしまいました。学生の頃は時間があれば本屋さんに行くだけで幸せな気持ちになれていたのですが。。。
今もたまに本屋さんに行きますが、ワクワクはしなくなってしまいました。
でも読みたい本のリストが出来上がっているので今はこれでヨシとします。

タイトルから想像したのは、本を忘れないように定着させる方法の説明かと思いましたが、
本の楽しみ方。本の読み方。本との付き合い方についての本です。
冒頭の人はすぐに忘れるものだよという説明にホッとします。
アウトプットはこのブログと読書メーターとXで続けてみます。
少しでも定着する内容があればうれしい。