読書記録。感想。
ロボット工学博士による本。
リモート会議システムについて、実際に対面する事との違いについて書いている。
昔わたしにとっての仕事の恩師が、
わざわざ遠方から対面での会議のために訪問する事を定期的に行なっていた。
大きな内容がなくても対面で会議をするという事が重要と言っていた事を思い出す。
リモート会議でロボットを使えれば、出向く必要性が薄らぐのだろうと想像できるが
それでも対面でわざわざ合う事の重要性はまだまだ揺るがないと思う。
著者の思い描く近未来のロボット技術。
現代技術から研究者が可能と考えられる事を書いているのでSFではないのだが
読んでいる感覚はSF。根拠のある夢物語。
石黒浩先生の本は面白いので、ぜひ一冊読む事をおすすめします。
今読んでおけば今後どうなっていくかを生活しながら眺めていく楽しみができます。
内閣府のムーンショット目標(インターネットで公開されています)に目を通しながら
読んでみてください。