読書記録。感想。オススメしたい本です。
家賃を抑えるため、地方へ移住した著者。
まさに自分がやりたいと思っている事。
高度成長期の開発ブーム
この部分は物語として面白い。現在の投資ブーム?についても考えさせられる。
他にも
・道路がないと宅地にならないらしい。そうなるとただの土地。
・インフラ問題。
・投機による乱開発の悪影響
などについて記載があり、それぞれ興味深い話。
投機性の高い別荘地を高値づかみした親子の話が書かれていて印象に残った。
高値高みしているが、所有した別荘をいまも大切に補修しながらつかっている。
世間で決められた価値、価格と、自分にとっての価値は別物であるし気に入って購入したならこうあるべき。という姿を描写してくれている。
見習いたい。まわりと比較すれば損をしている事は間違いないんだろうけど、
モノの扱いについては尊敬できる。
あとがきが著者自身の人生への不安が書かれていて面白い。面白いという言い回しはあれだけど。
読みやすくよくまとめられた文章を書く人なので高学歴なのかなと思ったら、
大学出ていないらしい。大学ってなんの意味があるんだろう。本は好きみたい。
文章を書く方はみなさん読む事も好きなんでしょうかね。
家賃抑える方法はないか考えているのもあるが、それがなくても面白い読み物と思います。
オススメしたい。