精神科医による栄養の本。心の不調に対する栄養について書かれています。
タンパク質必要量は体重✖️1g
おぎなうために、1日20gのプロテインを1日に2回推奨している。
薬の効きがよくなるので減薬、断薬にも効果があるらしい。
著者が医学論文を信用していないし読んでいないと言い切っている理由が面白い。製薬会社がスポンサーであることが多いからだそう。
タバコについての研究もタバコ会社が後ろについて、喫煙に有利な結果を発表し続けていたようだし一理ある。
ただ、論文を信用しないから読まないという事は著書を持つDr.としては許されないように思う。医師としてはいいかもしれないとも思う。
わたし自身プロテインを取ることがとにかく身体にいいという風潮に疑問を持ってしまっている事もあり、この本で言われているプロテイン摂取も過剰摂取なのではないかと疑いをもつ感覚は拭えないが、臨床結果からの話との事なので参考となる本でした。
