知覚心理学、認知神経科学の教授による意識についての本。
錯視について
プロザックという薬についての記述が面白い。人が変わるみたい。
今後AIが進歩する事による意識への認識がかわっていく事を想像させられる。
薬で行動が変わる事は、治療であればなんの問題も感じない。
同じく薬で行動を変わる場合、目的が知能の向上であった場合、
そこに自己があるのか疑問に思う。それでもそんな薬があるなら使ってみたいと思うが。
意識という曖昧なものに対して今考えるのに面白い本だと思います。
本と著者への否定ではないんですが、10年後には陳腐化している内容だと思います。
薬や、AIの進歩によって今よりもっと現実的に意識を考える必要にせまられて
今私達が考える「意識」とは違う認識である可能性がある。
タイトルに興味をもったなら、今読む事をオススメします。