完全自殺マニュアルをかいた人の本。
あの本は良かった。とてもいい本だった。好きな本です。
どんな本にも言える事だとは思うけれど、この本の内容をどう捉えるかは別として
知る事は必要と思う。
大量に消費されている、服について。
大部分は不要だ。ファッションのための消費だと言及されている。
わたしは、それをやりたいのであれば、それもいいと私は思う。
けれど否定してもいい。あまり流行りの影響のない綺麗な服を着る。
そのための買い替えでいいのではないかと思う。わたしはそうしたい。
無駄な出費も抑えられるし、車であれば気に入った車を長く乗り続ける事は
かっこいい。それが流行りでなくても。
汚くなって、修復してどうしようもなくなるまで使えという事ではない。
まだ綺麗なすぐに流行遅れになる機能性のない服を毎年買う事になんの意味があるのか。
ただしその行動を心から楽しんでいるのなら(特に10代)その行動を
(現時点では)非難する必要は無いとわたしは思う。
本を読んで、楽しんでいるわけでもなく意味もない服の浪費を続ける事については
恥を知る必要があると感じました。
現代では何年も同じ服を着続ける事がみっともないと思われる行動だと思います。
この意識は変わらなければいけない。
ブランドものの服でなくファストファッションだとしても、
まだまだ問題なく使える服を毎年買い替えるよりも使用に問題の無い範囲で
長く使う事の方がかっこいいという世の中になって欲しい。
私には、ためになる面白い本だったけれど、暗い話だけなので気が滅入る。
さすが東大卒「変人」だ。
自分なりに尊敬の意味を込めています。
暗い気分にはなったけれど、特にファッションについては響くモノがありました。
楽に暮らしたいと思い、働く事と私生活のいい折り合いをつけようと模索している私には
あとがきも面白かった。
いい本に出会えました。
世の中の仕組みを知る参考情報として、ぜひ読んでみてください。