読書記録。感想。
副題
知の最前線を5日間で探検する。副題の方が本の内容を示している。
まず、高校生や大学生、若いビジネスパーソンのためのという所で心が折れる。
違うし。
まあいいか。気にせず読んでみよう…
突然難しい文章が出てきて理解不能とおもったら、フラクタルの話へ移る。
だが面白い。
様々な学問が紹介されていくが、どれもわかりやすく面白い。
ゲーム理論について、入門書よりも知りたい内容が分かりやすくかいてあった。
入門書よりも先にこの本を手に取っておけばよかった。
エディプスコンプレックスはデタラメという内容に驚いた。
男の子は母親に性的な欲望を抱くが父親によってその欲望を感じられ去勢の恐怖に怯えているというフロイトの理論。
フロイトの本を見て納得いっていなかったがデタラメ扱いになっているとは。スッキリした。
あとがきに書かれている事が衝撃的
"人文系の大学で教えている学問(哲学や心理学、社会学、法律学、経済学)のほとんどがもはや時代遅れになっていることだ。"
感じることはあったが、明確に意識はしてこなかった。特に哲学、心理学は感じる。
文章としてこれを言えるのは、知識があるからだろう。