まず出版社がわたしの大嫌いな光文社である事に気付いて読む気が失せる。
光文社の力すごい。ルソーの本も光文社が出版するだけでクソに見える。
他社からも出版されているタイトルなので、ある程度は大丈夫だろうという気持ちで読みます。
引用
”実際に不幸になるより、いつどんな不幸が襲ってくるのかと不安にびくびくしているときのほうが100倍もつらい。”
これはわかる気がしますね。不幸に限らず先が見えない状況というのは心がつかれます。
先がわかっていれば、それに対する対処を考えられるので気が楽になる。
本の内容は、自分が散歩しながら夢想している気分になる、有名なおじいちゃんの愚痴です。禅っぽいような事をいっているような気もする。
有名人が何を考えていたのか。
孤独な生活をしている自分には沁みる本。
難しい本かと身構えましたが、そういう事もなく。
読みやすい本でした。
教養になるような本を読みたいという方。この本はいかがでしょう。
本のリンクは新潮文庫にしました。(光文社はなかった)
はやく光文社なくなってくれないだろうか。