読んだ本の記録。雑記。

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禅的生活のすすめ ティク•ナット•ハン

とにかく座禅をすすめてきます。
こういう時にはこういう意識で座禅。
そういう時は…座禅。

 

良い悪いという気持ち抜きで、
日本の禅寺ではただ座る。というように言われると思います。
本をよんで、そのただ座るという事の意味を補足してくれているように感じます。
(補足も非常に難しいものと思います。ニュアンスを伝えるというか…)

 

後半には当たり前のことがかかれています。
これは仏教に興味がなくても読む価値があると思います。
難しくてもなんとか時間を工面して家族と一緒に食事をとる時間を取る。等。
難しい家庭も多いと思います。

わたしは特に父親とは食事を共にとる機会はありませんでした。母は食事の場にはいても共に食事を摂る事は少なかったかもしれません。
小さな事ですが、家族の絆は薄れます。薄れました。
今自分の家庭を持っている人には無理やりにでも家族とともに食事を取る事を押し付けたいです。

他の部分で補完できればいいですが、それは家族で一緒に食事を摂るという事よりもずっと難しい事になると思います。

ぜひ全ての家庭に実践して欲しい。自分の育てられた経験からそう願います。
ただ共に食事を取らないだけで、将来他人となる可能性があります。

絆を維持できたとしても確実に距離をおいた絆となります。

わたしの場合はあまりよくない人間だと気付いたので、両親とは距離を置かせてもらいました。
もし週に1度でも家族で食事を取っていたら違う今があったと思います。
親が存命なのに、天涯孤独の身を選びました。

何か学ぶ事がある本だと思います。ぜひ読んでみてください。