有名な本らしい。
わたしはまったく知りませんでした。
言葉で禅について語ってくれている珍しい本だと思います。
禅問答のような、理解しがたい内容も含まれるが、噛み砕きすぎずに説明してくれている。
わたしは武士でも茶人でもないし先祖にもいないと思うけど、武士、茶人がどう考えていたのか何を目指していたのかを感じられる。
本の内容を理解できたとはとてもいえないが、それでも出会えてよかった本。
本に載っていた良寛の詩を残しておきます。
ボロまたボロ
またもボロ--これが私の人生
食は路地で雑草を摘む
月光の下、夜を明かして坐禅する
花に見入って家に帰るのを忘れ--
私が選んできたこの素朴な暮らし
僧団に入ってからはずっと